ライフイベントと貯金
常に計画を先に立てておくこと
出産、怪我、病気等々、人生には急にまとまったお金が必要になる場面が少なくありません。特に子供や介護が必要な親族がいる場合は尚のこと、そのリスクは高まります。こうした際に慌てないためにも、自分の資金は上手にコントロールしていたいものですよね。
例えば、住宅のローンと教育資金の準備に加えて突如自分が親の介護を背負わなければならなくなったとします。いかにも支払いに振り回されてしまいそうなシチュエーションですが、事前にこうしたことが起こるかも、とシュミレーションしている人とそうでない人とでは、意識からお金の回り方からして違ってきます。
急に必要になったお金をどこから調達すれば良いのか、晴天の霹靂とばかりに慌てていると悪徳ローン業者の口車に乗ってしまうリスクが高くなってしまうのです。
バランスを取りコントロールをすること
そのためには介護にはいくらかかるのか等のシチュエーションの、一般的な相場を知っておくことが大切になります。そして自分の収入と資産の額によって、相場を保てるのかそうでない場合はどこの誰にどのように助けてもらうのかを考えることができますよね。
それは介護に限らず、例えば家族の留学費用だったり大学院進学のための費用や下宿代等にも言えることです。
貯蓄のポイントとしては、住宅用、子供用、介護用等、目的別の口座を作り毎月一定額を貯金おくことです。
実は最も貯まりにくいのが、実は老後資金であることも覚えておきましょう。若いうちは住宅や教育資金が優先になり、想像しにくい自分達の老後のことは後回しになってしまいがちだからです。一般に40代あたりから貯め始める人が多いようです。